ぎっくり腰はいつ治る?その2


 

こんにちは、ビッグハンド小林です。

 

本日は「ぎっくり腰 いつ治る?」の第2弾を説明させていただきます。

前回はぎっくり腰はだいたい1~2週間で治るよ、その時に治り方として動きのレベルを3つに分けて説明させていただきました。

 

一番痛いレベル3だと休めない。夜眠ることもできない、椅子に座っていてもツライ。

レベル2だと歩くことはできるけど早く動くことが出来ない。

レベル1はだいたい動くことが出来るけど立ち上がるときと、重たいものをもつと力が入らない。

 

前回はこのように説明させていただきました。

今回は「痛み方」や「痛みの場所」について説明させていただきます。

 

レベル3・・・夜眠れないくらい激しい痛みの時は痛みの場所という脳は痛みが強すぎてどこが痛いのかがわからない、背中全体が痛いという風に感じます。とにかく激痛すぎてどこが痛いのかがわからないのがレベル3の特徴です。

レベル2・・・少し落ち着いてきて、ゆっくりだけど動けるようになってきた。そうすると腰全体が痛かったのが痛みの範囲が狭くなってきて、右腰の上の方に痛みを感じたり、左の下のほうだと場所がピンポイントでわかるようになってきます。

 

レベル1・・・だいぶ動けるようになってけど力を入れると痛い。このよう良くなってくると痛みが動きだします。たとえば左腰の上のほうが痛かったのが右のほうになったり、ちょっと下になったりと移動してくることがあります。

 

なぜ痛みが動くかというと、人間の脳は痛みを1か所しか認識することが出来ません。だから同時に2か所痛いと感じることはできないんです。

 

最初は腰全体が痛かったときは痛い場所がたくさんあってそれを一つの痛みと脳が捉えるので広い範囲に痛みを感じます。

その中で一番痛い場所がはっきりしてくるとピンポイントで痛みがココだと感じるようになります。痛いところは他にもあるんですが感じることが出来ません。

ここで一番痛い場所が痛みが弱くなってきて、二番目に痛かった場所が繰り上げ1位になったときに痛みの場所が動いたと感じます

 

このように痛みに変化があるときは大分良くなってきているときでしょう。

ぎっくり腰が回復してくるときは痛みの場所が動いてくるということを覚えておいてください。いつも同じ場所が痛いというよりは、痛みは動いたほうが経過としては良いと思われます。痛みが動き出したら治るまでもう少しだと思ってください。

 

今回は「ぎっくり腰 いつ治る?」の第2弾として動きに対して痛みの場所について説明させていただきました。

急にぎっくり腰になるといつまで会社を休まなくてはいけないのだろう、この苦しみがどれだけ続くのだろうなどの不安がたくさん重なることが多いかと思います。

 

この考え方を一つの目安として、早く復帰できるまで少しでも安心しながら生活をしていただきたいです。

 

P.S.鍼治療によって痛みを和らげ、回復を早くすることは可能ですので、ぎっくり腰でお困りの方はご気軽にお電話などでお問い合わせください。

 

ビッグハンド小林でした!!

 

※ビッグハンド小林・・・静岡県富士市の鍼灸マッサージ院「あいしん堂」院長。鍼灸マッサージ師。柔道4段。手が大きく片手でバスケットボールを掴めます。