こんにちは、ビッグハンド小林です。
本日は肩こりの人におススメの「肩甲骨はがし」について説明させていただきます。
肩甲骨はがしはさまざまなやり方があるのですが、肩甲骨はがしと聞くと、肩をはずされそうとか、痛いんじゃないかとか怖いイメージを持つ方も多いようなので今回説明していきます。
肩甲骨はがしの「はがし」という言葉なんですが、どこからきているかというと「筋膜リリース」という手技療法の技術があります。この筋膜リリースの「リリース」という言葉が「離す」とか「剥がす」という意味があるのでこれを肩甲骨まわりに行う時に「肩甲骨はがし」という名前になったという説があります。
この肩甲骨はがしは肩こりの治療によく使われるのですが、なぜかというと肩甲骨というのは背中にある大きな骨なのですが、くっついている場所は鎖骨と上腕骨の間に挟まっています。背中側はどこにもくっついていないので自由に動く骨です。
この肩甲骨は比較的大きな骨なので首、肩、腕、背中、胸の筋肉が付きます。
このたくさんの筋肉が肩甲骨を動かすことによって一度に刺激できるという利点があります。
そもそも肩こり(筋肉のコリ)はなぜ起こるかというと、ひとつは重たいものを持つと凝ります。もう一つは同じ姿勢でいると筋肉は凝ります。特に首や肩の筋肉は重たい頭を支えています。重たい頭を支えながら同じ姿勢でいることが多いので、首や肩の筋肉は非常日凝りやすくなっています。
では、どうしたらこの凝りをほぐすことが出来るのでしょうか?
逆のことをすれば良いのです。
どういうことかというと、負荷をかけずに動かすと筋肉はほぐれていきます!
分かりやすく例をあげるとラジオ体操、ウォーキング、動的ストレッチなどの負荷をかけずに動かす運動をすると筋肉はほぐれていきます。
では、最も負荷をかけずに動かす方法はなんでしょうか?
一番簡単な方法は誰かに動かしてもらうことなんです。
施術者が肩甲骨をしっかりと動かすことによってたくさんの筋肉を同時に刺激していきます。
特に、深いところにある筋肉も同時に刺激していくのでマッサージではなかな届かない筋肉にも刺激を伝えることが出来ます。
たくさんの筋肉を、しかも深いところの筋肉も同時にほぐすことが出来る。
だから肩こりに非常に効きやすい!
肩甲骨はがしは短時間で効果が出しやすい。痛くなく施術できる。
筋肉が固くて肩甲骨に指が入らないと心配している方にもできる方法があります。
肩こりにお悩みの方は是非一度肩甲骨はがしを体験してみてください。
その場で肩の動きの変化に驚かれる方が非常に多いです。一番のおすすめです。
本日もありがとうございました。
ビッグハンド小林でした!!
※ビッグハンド小林・・・静岡県富士市の鍼灸マッサージ院「あいしん堂」院長。鍼灸マッサージ師。柔道4段。手が大きく片手でバスケットボールを掴めます。